【投資トレーニング通信⑤:転載】ラインを学ぶ:『サポートライン』『レジスタンスライン』『トレンドライン』とは?

お世話になっております。

トレンドラインProサポートです。

先日、インフォトップ様よりオファーをいただき、
【投資トレーニング通信】というメルマガを発行させていただきました。

折角ですので、こちらにも同じ記事を転載したいと思います。

▼以下、メール内容となります。▼▼▼

PR欄:

世界中のトレーダーの多くが重視している『ライン』。

もし、自分のチャートに、
世界中のトレーダーが意識する『ライン』と同じものが現れたら、
あなたのトレードも変わると思いませんか??

◆◆詳細は、下記の公式HPをご覧下さい◆◆

世界基準の
『サポートライン』『レジスタンスライン』『トレンドライン』を“自動描画”し、
『ライントレード』を強力にアシストする、MT4(FX・CFD)対応インジケーター。

『トレンドラインPro』: http://trendline-pro.jp

本文:

改めまして。

Mr.インジケーターと申します。

この度は、インフォトップ様より
“投資トレーニング通信”のオファーをいただき、
ありがたく原稿を書かせていただく事となりました。

初心者の方に向けた、
トレードに役立つ情報をと求められておりますので、
より具体的に役立つ情報を濃縮してお届けしたいと思います。

引き続き、以下の全8回を予定してお送りさせていただきます。

① 原理原則を学ぶ:『テクニカルトレード』で最も意識すべきはどこ?
② 原理原則を学ぶ:『トレンドの定義』と『転換シグナル』の重要性について。
③ 原理原則を学ぶ:意識すべき4つの本質的な要素について。
④ ラインを学ぶ:『ライン』を使ったトレードはなぜ有効性が高いのか?
⑤ ラインを学ぶ:『サポートライン』『レジスタンスライン』『トレンドライン』とは?
⑥ ラインを学ぶ:『押し目買い』『戻り売り』の適切なエントリータイミングは?
⑦ ラインを学ぶ:『ライントレード』実践の基本的な考え方。
⑧ ラインを学ぶ:エントリーと決済に関する基本的な考え方。

『ライントレード』の本質というものは、こちらに全て詰め込んでおりますので、
ぜひ、順を追ってお目通しいただければ幸いです。

早速ですが、本題に入らせていただきます。

⑤ ラインを学ぶ:『サポートライン』『レジスタンスライン』『トレンドライン』とは?

今回は、皆様にとっては比較的に目にしやすい情報ですが、
『サポートライン』『レジスタンスライン』『トレンドライン』に関して、
お届けしたいと思います。

前回に『ライン』の有効性の高さをご説明させていただきました。

『チャートの値動きそのもの』から、
サインを読み取るための基礎理論である『ダウ理論』。

その『ダウ理論』に含まれる『トレンドの定義』。

そして、『トレンドの定義』に含まれる、
“サポート”や“レジスタンス”。

上げトレンド: http://trendline-pro.jp/image/g06.jpg

下げトレンド: http://trendline-pro.jp/image/g07.jpg

トレンドの上下運動を繰り返す値動きの山と谷は、
売り圧力に勝る買い圧力が存在する“谷”を“サポート”と呼び、
買い圧力に勝る売り圧力が存在する“山”を“レジスタンス”と呼びます。

その、“サポート”と“レジスタンス”に対して、
実際に『ライン』を引いたものが、
『サポートライン』や『レジスタンスライン』です。

“サポート”と“レジスタンス”を略して、
『サポレジ』や『レジサポ』と呼ぶ方もいらっしゃいます。

『サポートライン』や『レジスタンスライン』の引き方ですが、
上記にある通り、非常に簡単です。

大きな時間足から小さな時間足に切り替えながら、
その時間足で顕著に“山”とや“谷”と認識できる、
比較的現在値に近いところだけに引いていくと良いです。

そうした“サポート”や“レジスタンス”には、
効きやすい『ライン』と効きにくい『ライン』があります。

その判断は、
1.どのくらい長い時間そこで取引が行われたか
2.どれくらいのボリュームか
3.どれくらい最近の取引か
の3つの要因で決まり、
こちらに当てはまるほどに、
その『ライン』に“多数決”の意識が集まりやすいのです。

ちなみに、
2.どれくらいのボリュームかに関しては、
『ライン』が抵抗を受けた回数などを確認する事で補うことが可能です。
(厳密には違います。)

2回以上抵抗を受けている
“サポート”や“レジスタンス”は強く意識されやすく、
ブレイクポイントとして良い狙い目となります。

相場には、
売りと買いの両圧力が均衡した時に起こる“トレンドレス”があり、
それが長く続けば、売りと買いの圧力が両方とも高まります。

※トレンドレス=レンジ・ボックス・持合い・横ばい・凪

何度も抵抗を重ねた“サポート”や“レジスタンス”は強く意識されやすく、
ブレイク後の勢いが強くなりやすいため、
ブレイクを待って、追随を狙うと非常に効果的です。
そして、次に『トレンドライン』に関してご説明します。

意外と『トレンドライン』に関して、
正しい知識を持たない人が多い様ですので、
ぜひ、今回でご理解いただければと思います。

『トレンドライン』も、
『ダウ理論』に派生した最も有効なテクニカルツールとして、
『サポート』や『レジスタンス』と同等に知名度が高く、
世界中のトレーダーの多くが強く意識しています。

『トレンドライン』の引き方は単純です。

上昇トレンド: http://trendline-pro.jp/image/g08.jpg

上昇トレンドラインは、
切り上がる2点の下値を結んだ右肩上がりの『ライン』を引きます。

そこに3点目が抵抗を受けて『トレンドライン』の完成とするものです。

(上図:1>3を基準にライン描画し、5で抵抗を受けて完成)

下降トレンド: http://trendline-pro.jp/image/g09.jpg

下降トレンドラインは、
切り下がる2点の上値を結んだ右肩下がりの『ライン』を引きます。

そこに3点目が抵抗を受けて『トレンドライン』の完成とするものです。
(上図:1>3を基準にライン描画し、5で抵抗を受けて完成)

トレンドの概念として、
動き始めたトレンドはしばらく継続するとありますが、
『トレンドライン』により決定(3接点)されたトレンドは、
一定の速度を持って傾き(角度)も継続する傾向にあります。

つまり、『トレンドライン』は確定される事で、
トレンドの『押し目買い』『戻り売り』ポイントや、
『トレンドライン』のブレイクによる
トレンド転換の時期も示してくれるのです。

◆上昇トレンドライン

http://trendline-pro.jp/image/g11.jpg

上昇トレンドラインが決定(3接点)されていれば、
『ライン』近くまで売られたところは次の買い場として意識されます。

ポイント5とポイント7は、
新規買いもしくは買い増しの場所となり、
エントリータイミングは、
4→5や6→7の小さな下げ調整トレンドに
『転換シグナル』が出た時とします。

ポイント9でこの『ライン』がブレイクしたため、
この角度でのトレンドは終わり、
買いポジションは決済をすべきですが、
完全なトレンドの転換と見るには、
ポイント7の直近安値を下抜けて
『転換シグナル』が確認された場合をいいます。

◆下降トレンドライン

http://trendline-pro.jp/image/g12.jpg

下降トレンドラインが決定(3接点)されていれば、
『ライン』近くまで買われたところは次の売り場として意識されます。

ポイント5とポイント7は
新規売りもしくは売り増しの場所となり、
タイミングは4→5や6→7の小さな上げ調整トレンドに
『転換シグナル』が出た時とします。

ポイント9でこの『ライン』がブレイクしたため、
この角度でのトレンドは終わり、
売りポジションは決済をすべきですが、
完全なトレンドの転換と見るには、
ポイント7の直近高値を上抜けて
『転換シグナル』が確認された場合をいいます。

http://trendline-pro.jp/image/g13.jpg

http://trendline-pro.jp/image/g14.jpg

実際にラインを引く際には、
上図の様に、上げトレンドの起点はトレンドの最安値とし、
そこから現在値の方向にトレンドの最高値までの安値と安値2点触れる角度の
『ライン』を枝分かれしながら引くと良いです。

もちろん、下げトレンドの場合は、そのまま逆になるとお考え下さい。

大小様々な『トレンドライン』がありますが、どちらであっても、
3点目が抵抗を受けた時点でそこに意識が集まりやすいです。

大体は、以上に基本が集約されているため、他は応用となってきます。

トレンドの反転サインとされる
ダブルトップやダブルボトムなども、
これまでの説明をご理解いただけると、
説明図を見るだけでご理解いただける部分が多いかと重います。

http://trendline-pro.jp/image/g15.jpg

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http://trendline-pro.jp/image/g17.jpg

http://trendline-pro.jp/image/g18.jpg

以上、『ライン』に関する部分をお伝えいたしました。

小難しいお話で、非常に読みづらいと感じられたかもしれませんね^^

これらは、『ライントレード』を行う上でのルールですので、
一通りは知っておく必要があります。

実践しながらでも構いませんので、
繰り返しルールを自分に定着させる事をおすすめ致します。

次回は、
『押し目買い』『戻り売り』の適切なエントリータイミングについて、
ご説明をさせていただきます。

では、次回でまたお会いしましょう。

失礼いたします。

Mr.インジケーター