【投資トレーニング通信②:転載】原理原則を学ぶ:『トレンドの定義』と『転換シグナル』の重要性について。

お世話になっております。

トレンドラインProサポートです。

先日、インフォトップ様よりオファーをいただき、
【投資トレーニング通信】というメルマガを発行させていただきました。

折角ですので、こちらにも同じ記事を転載したいと思います。

▼以下、メール内容となります。▼▼▼

PR欄:

世界中のトレーダーの多くが重視している『ライン』。

もし、自分のチャートに、
世界中のトレーダーが意識する『ライン』と同じものが現れたら、
あなたのトレードも変わると思いませんか??

◆◆詳細は、下記の公式HPをご覧下さい◆◆

世界基準の
『サポートライン』『レジスタンスライン』『トレンドライン』を“自動描画”し、
『ライントレード』を強力にアシストする、MT4(FX・CFD)対応インジケーター。

『トレンドラインPro』: http://trendline-pro.jp

本文:

改めまして。

Mr.インジケーターと申します。

この度は、インフォトップ様より
“投資トレーニング通信”のオファーをいただき、
ありがたく原稿を書かせていただく事となりました。

初心者の方に向けた、
トレードに役立つ情報をと求められておりますので、
より具体的に役立つ情報を濃縮してお届けしたいと思います。

前回の記事は、ご参考となりましたでしょうか?
引き続き、以下の全8回を予定してお送りさせていただきます。

① 原理原則を学ぶ:『テクニカルトレード』で最も意識すべきはどこ?
② 原理原則を学ぶ:『トレンドの定義』と『転換シグナル』の重要性について。
③ 原理原則を学ぶ:意識すべき4つの本質的な要素について。
④ ラインを学ぶ:『ライン』を使ったトレードはなぜ有効性が高いのか?
⑤ ラインを学ぶ:『サポートライン』『レジスタンスライン』『トレンドライン』とは?
⑥ ラインを学ぶ:『押し目買い』『戻り売り』の適切なエントリータイミングは?
⑦ ラインを学ぶ:『ライントレード』実践の基本的な考え方。
⑧ ラインを学ぶ:エントリーと決済に関する基本的な考え方。

『ライントレード』の本質というものは、こちらに全て詰め込んでおりますので、
ぜひ、順を追ってお目通しいただければ幸いです。

早速ですが、今回は第2回として本題に入らせていただきます。

② 原理原則を学ぶ:『トレンドの定義』と『転換シグナル』の重要性について。

前回は、
『テクニカルトレード』をする上で最も意識すべきはどこなのか?
というお話をいたしました。

それは、『チャートの値動きそのもの』であり、
それを読み解く為の近道として、『ダウ理論』を学ぶことをご紹介しました。

『ダウ理論』とは、
世界が相場の基礎として共通認識をしている、
最も古く、最も有名なテクニカル理論です。

今回は、その『ダウ理論』の中でも、
『チャートの値動きそのもの』を読み解く方法に絞ってお話いたします。

『チャートの値動きそのもの』を読み解く上で、
非常に重要となるのが、『トレンドの定義』です。

まずは、『トレンドの定義』の簡単な説明から入らせていただきます。
さて、相場の“値動き”ですが、
これは常に直線的に動くものではなく、
ジグザグと、“山”と“谷”を形成しながら動くものです。

『トレンドの定義』は、
その“山”と“谷”の位置関係によって定められています。

◆上げトレンドの定義は、
連続する“山”高値更新と“谷”安値の切り上げをいいます。

上げトレンド: http://trendline-pro.jp/image/g06.jpg

1>3>5と連続する高値更新と、
2>4と連続する安値の切り上げ。

◆下げトレンドの定義は、
連続する“谷”安値更新と“山”高値の切り下げをいいます。

下げトレンド: http://trendline-pro.jp/image/g07.jpg

1>3>5と連続する安値更新と、
2>4と連続する高値の切り下げ。

世界中のトレーダーの多くは、
この『トレンドの定義』を強く意識しており、
この『トレンドの定義』が成立しているか、崩れたかを
判断基準のひとつとしています。

つまり、こちらの『トレンドの定義』を基準として
『チャートの値動きそのもの』を読み解く事は、
“多数決”に従ったトレードを行う事ができるという事なのです。

運動中のトレンドは、
反転する可能性より継続する可能性が高く、
逆をいえば、反転するまで継続し続けます。

そうした事から多くのトレーダーは、
トレンドに逆らった売買は慎重になり、
トレンドに従った売買によって利益を得るのです。

FXの“値動き”におきましては、
株価の“値動き”などと比べて、仕様としてトレンドが継続しやすい為、
さらに、トレンドフォローのスタンスは守った方が良いといえます。

では、『トレンドの定義』が壊れて、
トレンドが反転しているか否かは、どの様に判断をすれば良いのでしょうか?

そこで基準となるのが『転換シグナル』なのです。

以下では、上げトレンドの『転換シグナル』と、
下げトレンドの『転換シグナル』に分けてご説明をします。

◆上げトレンドの『転換シグナル』

買いポジションの決済や、『戻り売り』のシグナルとして使えます。

上げ転換シグナル: http://trendline-pro.jp/image/g04.jpg

左図:高値更新せず安値更新
CがAの高値を越えられない場合、Bの安値を下回ったら上げトレンドの『転換シグナル』とします。

右図:高値更新したが安値更新
CがAの高値を超えている場合、DがBを超えただけの①と
、EがCの高値を越えずにDの安値を下回る②の二通り見方があるが、
②を下回った時点で上げトレンドの『転換シグナル』確定とする見方が多いです。

◆下げトレンドの『転換シグナル』

売りポジションの決済や、『押し目買い』のシグナルとして使えます。

下げ転換シグナル: http://trendline-pro.jp/image/g05.jpg

左図:安値更新せず高値更新
CがAの安値を越えられない場合、Bの高値値を上回ったら下げトレンドの『転換シグナル』とします。

右図:安値更新したが高値更新
CがAの安値を超えている場合、DがBを超えただけの①と、
EがCの安値を越えずにDの高値を上回る②の二通り見方があるが、
②を上回った時点で下げトレンドの『転換シグナル』確定とする見方が多いです。

たった、この2つ、
『トレンドの定義』と『転換シグナル』の意味を理解するだけで、
あなたは、世界中のトレーダーと同じ視点を持って、
“多数決”の判断に沿った大きな流れを掴む第一歩を踏み出したといえます。

次回は、今回お伝えした2つの相場の流れの掴み方に対して、
より精度を上げるための要素(フィルター)をお伝えいたします。

では、次回でまたお会いしましょう。

失礼いたします。

Mr.インジケーター